Yasuki Sakurai
コロナ脳からの覚醒
更新日:2021年6月16日
ゼロコロナの時代が来ると思っていますか? このウィルス性の疾患はこの世から消えていなくなると思えますか?
テレビを中心としたメディアでは、日々発表される都道府県の検査陽性者数のみを大きく取り上げ、「専門家」が登場してこれを論評する、ということを繰り返しています。街頭インタビューで紹介されるのは市民の「怖い」という声だけ。
ワイドショー的な観点のみで考えていても、打開策は見えないのではないかと思いますが。 国民のメディアリテラシーはいつからこんなに低くなったのだろうか?
新型コロナウイルスを侮るのではなく「正しく恐れる」ということなはずなのに、何故リスクの相対化ができないのであろう。
ありとあらゆるエネルギーが新型コロナ対策に費やされ、まるでその他の懸案は無いかのようなことになって、その他の問題について口にすると、「それどころではない」と批判されかねない雰囲気になっています。
不安を煽ることが視聴率のアップに繋がると考えている人たちがいるように思えます。
メディアにはいろいろな意見や情報、事実を公平に報道する姿勢を強く望みます。
新型コロナウィルスのことですが
・この1年でこのウイルスに関する解明が進み、治療法がある程度確立したこと、それにより重篤化や死に至る危険性は当初に比べて相当程度減少したこと
・重篤化が顕著にみられるのは自然免疫が低くなっている方(放射線治療を受けるなど)、高血圧、高脂血症、糖尿病などの方であること
・人口当たりの死亡率はアメリカの30分の1であること
・死亡者数は季節性インフルエンザの半分、ガンの100分の1程度であること
・欧米各国では年間の死亡者数も増えたのに対して、日本では2020年の死亡者数は前年よりも減少したこと
こうした指摘をする医師や学者はメディアではほとんど見かけません。
新型コロナ対策の自粛の影響により、うつ、糖尿病、認知症が増えたとも言われています。外出制限による運動不足などにより免疫力が下がっていることも指摘されています。精神的、経済的に追い詰められたことで自殺者も増えています。がん検診も減っており、早期発見数が減って、がんによる死者が増えるのではないかという危惧を口にする人もいます。
「ゼロコロナにして、その他のことはそのあとで取り返せばいいじゃないか」 そのような考えを押し付けるのはやめてほしい。その他の問題は、本当に終息した後で取り返せることばかりなのか?
ウィズコロナの時代は当分続くという前提で考えなくてはならないのでは?
昨年、安倍晋三前総理は、辞任する直前に新型コロナの指定感染症の分類の見直しをする方針をした。現状、5段階のうち2番目に危険とされる2類相当になっているが、死亡率などから考えると5類にしていいのではないか、ということです。
ところが、この見直し方針はその後、否定されてしまいました。
なぜ?
誰がそうした?
一年も前に死亡率の低さはわかっていたのに。
現在における過度の行動抑制は逆効果を生んているのでは?
「敵」の本質を見ないままに危機を強調し、国民の団結心と協調心を鼓舞し、異論を封殺・排除するような風潮があるとすれば、それはかつて戦争に突入した時とあまり変わりがない、という批判を免れないのでは?
コロナ茶番が始まって一年半。このデタラメいつまで続く?
うすうす気が付き始めた人々が、黙っているのが良くない。
うすうす気が付き始めた人たちはワクチンは打たない。 マスクをして、消毒をして化学物質大量摂取しているのに気が付いていないのか?
化学物質過敏症の自分には感じられることがけっこうあるのだが。
石破茂の懸念「不安ばかり煽るメディアは別の恐怖を軽視していないか」 見過ごされている危機とはを見てのひとりごとです。新型